宗教を問わず、告別式では弔辞を朗読します。弔辞を頼まれた場合は控えめに引き受けます。よほどのことがない限り断らないのが礼儀です。
奉書紙か巻紙に毛筆かペン書きします。弔辞は遺族が保存しておくものなので間違いのないよう丁寧に楷書で書きます。忌み言葉や宗教別の用語の使い分けを把握することが必要です。
読み上げて3分から5分以内でおさまるように個人の偉業や人柄を称えたり思い出話を中心に、故人を失った悲しみを述べ、遺族への慰めの言葉も忘れないようにします。
司会者に指名されたら起立して遺族席に一礼、祭壇前に進んで一礼。そのあと左手で弔辞持ち、右手で取り出しゆっくり読み上げます。読み終えたら取り出しの逆の順で包みなおし、祭壇に供えます。
通夜・葬儀、四十九日、百か日忌、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十五回忌、三十三回忌、五十回忌、百回忌