無病息災と長寿を願って元旦から3日間の間に飲む祝い酒です。正式には薬用酒ですが日本酒やワインに代えてもよいでしょう。
年少者から年長者に杯を回します。これは若さを年長者が飲み干し、いつまでも若々しくいられるようにとの願いが込められています。
男性は片手、女性は両手で受けます。
大晦日に神棚に供え、年明けに食べます。
昔は4段重ねが一般的で一の重には口取り、二の重には焼き物、三の重には煮しめ、四の重には酢の物を入れました。
現代は2、3段重ねが主流で、料理も洋風や中華など個性的になってきました。
味付けや具材は地方や各家庭によってさまざまです。
一般的に関東では切り餅を焼き、小松菜を加え、すまし汁仕立てで、関西では丸餅に小芋、焼き豆腐、大根などを入れた白みそ仕立てです。
1月15日は旧暦の正月に当たる日で「小正月」「旧正月」といわれ各地で様々な行事が行われます。
どんと焼きは野外に丸太を組んで竹やわらを燃やす火祭りです。
他にも秋田県の「かまくら」など有名な小正月の行事があります。
お年賀、お年玉