正月飾りは歳神様を迎え祀るために準備されます。一般的に12月13日から最近では12月28日までに飾るのが一般的です。
29日は苦の日として、30日は旧暦では晦日(みそか)と読ばれ月の最後の日を意味を表し飾る日には適しておらず、31日も一夜飾りといって飾りをするのは避けられています。
門松は歳神様の依代で、本格的なものは3本の竹に松と梅をあしらい、根元をむしろで巻き、荒縄って縛ります。
門の左右に飾られるのが普通ですが、庭や井戸に立てる家もあります。
松の小枝に半紙を巻いて水引をかけた略式のものやリース風にアレンジした門松などもあり、住宅事情に合わせて選べばよいでしょう。
28日までに立て7日まで立てておくのが普通でこの期間を「松の内」と言います。
しめ縄は神聖な場所から不浄なものを締め出すもので、神棚などに張ります。向かって左側にしめ縄の細い方が来るようにします。
しめ飾りはしめ縄に縁起物をあしらったもので玄関に、しめ飾りを簡単にした輪飾りは台所や風呂場、ガレージなどに飾ります。
歳神様への供え物で、本来なら床の間や神棚に飾るのが普通ですが、現在は飾る場所は自由になっています。
お年賀、お年玉